スペイン語は記憶が大事になってくるものの、多くの関連性を帯びた作りもあるため、
意外と覚えやすいものも多くあります。
今回考えたいのは、スペイン語の辞書を見ても気づかないかもしれない関連性のある言葉です。
それは、下という意味のスペイン語。
副詞で「下に」という言葉は、辞書によりますと
abajo (アバホ)
となります。
だから、aqui abajo は直訳すると「ここ、下に」 となり、「この下に、地面に、この世に」という意味を持つようになります。
これを今度は動詞にしますと、
bajar (バハール)
となり、変化としては
bajo (私が下りる)
bajas (君が下りる)
baja (あなた、彼が下りる)
bajamos (私たちが~)
bajais (君たちが~)
bajan (あなたたち、彼らが~)
となります。
それに対して名詞になりますと
baja (バハ) は落下するという意味になりますが、
これはスペイン語の辞書にあるような変化形としての、bajarの3人称単数のbajaと全く発音も同じですから、覚えやすいですね。
しかも、形容詞も同様に
bajo(a) (バホ・バハ)
となり、「低い、下を向いた」という意味を帯びるようになります。
スペイン語の辞書に書かれている(a)という言葉は、形容詞特有の変化として、女性名詞に付けた時にbajoがbajaに変化する、という意味になります。
同じような形容詞で、
bajero(a) (バヘロ)
は「下側の」という意味があり、やはり同じような「下」という概念が煮た言葉を作り出しています。
スペイン語の辞書は、読み方が分からないと意味不明化もしれませんが、規則が分かってきますと、徐々に面白いものになってきます。
解説を見て分かってきたら、辞書でさらに勉強していきましょう!
¡animo!
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